「庭を駐車場にする費用」を解体費込みで解説 | 助成金で安くするコツも!

庭を駐車場にリフォームする場合、庭の解体・撤去と駐車場の設置が必要です。
解体・撤去費用は、5〜100万円とかなり幅があります。
庭を駐車場にするにあたって抑えておきたいポイントは下記の2点です。
- 複数社から見積を取ってしっかり比較検討する
- 庭に高低差がある場合、対応可能な企業に依頼する
- 自社施工業者に依頼する
撤去が工事に含まれてくると工事費用は100~180万円ほどになってしまう場合もあるため
見積比較を行い割高で行わないようにしましょう。
この記事では、さまざまな理由から庭を駐車場にしようと検討している方に向けて、必要な費用感と費用を安く抑えるコツを解説します。
あわせて、利用できる助成金や忘れてはいけない税金についてもお伝えしますので、駐車場設置の参考にしてください。
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庭を駐車場にリフォームする際にかかる費用
庭を駐車場にする際、多くの場合は石垣や塀などを壊して駐車スペースを確保します。
そのため、リフォームには外構の撤去費用と駐車場を設置する費用が必要です。
それぞれのリフォームにかかる費用概算は下記のとおりです。
ざっくりと相場を把握したら、詳細な見積りはオーダーメイドとなります。
そのためまずは見積りをとってみることをおすすめします。
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また、次からの見出しではそれぞれ具体的に解説していきます。
石垣を壊して駐車場にする場合の費用
-
▼石垣を壊して駐車場にする費用の目安
- 75~100万円
※工事費・撤去・運搬費込み。
※コンクリート舗装にした場合。
石垣や庭石などの解体・撤去費用は、運べる程度まで砕いた石の総重量で決まります。
費用の目安は、1kgあたりもしくは㎥あたりの単価で記載されることが多いです。
- 1kgの場合:30〜50円
- ㎥の場合:15,000~25,000円
使っている石材の量で費用が決まるため、家を石垣で囲んでいる場合と土台の一部のみ石垣にしている場合では費用が大きく異なります。
石垣を解体した後、地面を舗装するのみのオープン駐車場を設置する費用は1台分約14万円〜が目安です。
屋根を付けたりカーゲートを設置したりする場合は、追加で費用がかかります。
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塀を壊して駐車場にする場合の費用
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▼塀を壊して駐車場にする場合の費用の目安
- 75~100万円
※工事費・撤去・運搬費込み。
ブロック塀の解体・撤去費用は10〜20万円ほどを見込んでおきましょう。
ブロック塀を解体した後は、石垣の場合と同じく約14万円〜の舗装費用がかかります。
ブロック塀を壊す場合、解体後に廃材の撤去・処理、さらに掘り返した土を埋め戻す作業が必要です。
解体・撤去費用には人件費や運送費、廃材処分費が含まれています。
ブロック塀の解体・撤去費用は平米単価5,000〜1万円が目安です。
ブロック塀の大きさによって人件費や廃材処分費が変わり、諸経費が加わるケースもあります。
また、ブロック塀を壊したことによって新たに門や塀を新設する場合は、
100~150万円が費用としてかかるケースが多くなります。
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高低差のある庭・擁壁を解体してを駐車場にする場合の費用
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▼高低差のある庭・擁壁解体して駐車場にする場合の費用
- 130~190万円
※工事費・撤去・運搬費込み。
道路との高低差がある庭を駐車場にする場合、擁壁工事が入ると100万円以上の予算が必要です。
まず擁壁や庭を解体して削り、駐車場予定地と道路の高さをそろえます。
擁壁に高さがある場合は、それに応じて費用も高くなります。
新設した駐車場には、建物敷地内への階段やスロープを設置しましょう。
傾斜がきつくなる場合は、手すりを付けたほうが安心です。
土の処分費用やどれだけ処分が必要かはお住いの土地の状況によっても変わりますので、
見積りしてみて初めて目安の費用がわかります。
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【項目別】庭を駐車場にする費用
庭を駐車場にする場合、以下の費用がかかります。
- 塀や石垣・門の撤去
- 舗装
- カーゲート
- 駐車場設備
それぞれの費用目安について解説します。
塀や石垣・門の撤去にかかる費用
塀や石垣・門の撤去にかかる費用は、廃材の量や重さによって決まります。
先にお伝えしたとおり、石垣や庭石などの石材は1kgあたり20~40円ほど、ブロック塀は平米単価5,000~1万円ほどが目安です。
そのほか、庭を解体する場合は植木の撤去も必要となります。
庭の植木を撤去して埋め戻すには、3m×5m程度のスペースで15~20万円はかかるでしょう。
かなり大きな木の場合、伐根・運搬作業に重機が必要となり、1本で10万を超える費用がかかるケースもあります。
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【舗装材別】舗装にかかる費用
庭を解体して駐車スペースを設けただけでは、まだ駐車場とはいえません。
土のままだと土ぼこりや泥で近隣を汚す可能性があるため、スペースの舗装が必要です。
舗装タイプによって費用が異なりますので、予算にあわせて検討しましょう。
舗装材 | 単価/1㎡ |
---|---|
アスファルト | 約5,000円~ |
コンクリート | 約8,000円~ |
砂 利 | 約2,000円~ |
植栽の撤去にかかる費用
駐車場にする際に植栽を撤去したい場合、追加で費用がかかります。
-
植栽撤去にかかる費用(1本あたり)
- 撤去費:20,000~4,0000円
- 処分費:10,000~20,000円
撤去の費用は植栽の大きさにもよります。
シンボルツリーで大きな樹木の場合、撤去費用がかさみます。
フェンスの新設にかかる費用
庭の一部を解体して新たに塀・フェンスをつける場合、その設置費用も必要です。
-
フェンスにかかる費用(1mあたり)
- ブロック基礎:5,000円~
- ブロック塀::8,500円~
- フェンス本体:8,000円~
- 作業費:20,000~50,000円
長さにもよりますがブロック塀とフェンスをつけるかによってプラスで20~50万円ほどかかります。
もし、駐車場拡張時にフェンスの増設も考えているのであれば予算は最低でも80万円は確保しておきたいところです。
カーゲートを付ける場合の追加費用
防犯のため、駐車場の入り口にはカーゲートを設置します。
カーゲートには、簡易的なチェーンポール、跳ね上げ式のオープンゲート、外部を遮断するシャッターなどがあります。
タイプによって費用も異なるため、防犯性と予算の兼ね合いで考えましょう。
タイプ | 金額 |
---|---|
チェーンポール | 約8万円~ |
オープンゲート | 約13万円~ |
シャッター | 約50万円~(電動は約70万円~) |
カーポートやガレージをつける場合の追加費用
カーポートやガレージにをつけるかつけないかによっても費用はかわります。
それぞれの目安の費用は下記の通りです。
タイプ | 金額 |
---|---|
オープン | 約35万円〜45万円 |
ガレージ | 約90万円〜4 |
ガレージに関しては、建築許可申請が必要なため施工までに時間を要する可能性があります。
事前に設置完了までのスケジュールを確認しておきましょう。
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庭を駐車場にリフォームする費用を安く抑える4つのコツ
庭を駐車場にリフォームする費用はタイプによって異なり、30〜100万円以上とかなり幅があります。
できるだけ費用を抑えるため、以下の4つのコツを紹介します。
- ①舗装する部分を限定的にする
- ②見えないところには費用をかけない
- ③相見積もりをとる
- ④助成金を活用する
ここからは、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
①舗装する部分を限定的にする
最も安価なオープン駐車場でも、コンクリートで舗装すると費用がかさんでしまいます。
砂利だと費用は抑えられますが、風で飛んだり雨で流れたりするかもしれません。
それぞれメリットデメリットがあるため、どちらにするか悩む方もいるでしょう。
その場合、舗装する部分を限定的にすることで解決できます。
たとえば、タイヤが乗る部分だけをコンクリート舗装にして、ほかは砂利にします。
そうすると、全面コンクリートより予算を抑えつつ、デザイン性を高められるでしょう。
②見えないところには費用をかけない
費用を抑えるためには、見えないところには費用をかけないという思い切りも必要です。
道路から見える範囲は化粧コンクリートでデザイン性を高め、見えないところはできるだけ費用を抑えましょう。
見えないところは費用を削ってコストダウンを図り、人の目に触れやすいところはこだわりを反映させるなど、お金の使い方にメリハリをつけることが重要です。
③相見積もりをとる
庭を駐車場にリフォームする際は、必ず複数業者から相見積もりを取りましょう。
外構工事は、ハウスメーカーから紹介された業者の言い値で進んでしまうケースがあります。
一社の金額だけでは、それが妥当な金額なのか判断できません。
複数業者から見積もりをもらうことで、適正価格を見極められるでしょう。
その結果、全体的な予算を抑えられる場合があります。
庭の解体費用などは、庭の状態や廃材の量によって金額が変わります。
そのため、目安金額で費用を想定しても、実際には追加費用が必要となるかもしれません。
庭を駐車場にリフォームした実績を豊富に持つプロのアドバイスがあれば、予算を抑えてより良い駐車場を作れます。
④助成金を活用する
庭を駐車場にリフォームするにあたって、助成金が使えるケースがあります。
費用負担を抑えられますので、助成金が使える場合は積極的に活用しましょう。
利用できる可能性がある補助金や助成金は、以下の2つです。
- ブロック塀等撤去費補助金
- 民有地緑化助成制度
「ブロック塀等撤去費補助金」は、塀の倒壊による被害防止のため、ブロック塀の撤去費用を補助する制度です。
実施しているのは各地方自治体で、条件や申請期間などがそれぞれで異なります。
補助限度額は10〜15万円ほどです。
「民有地緑化助成制度」では、緑化にかかる施工費用の一部が助成されます。
駐車場の緑化も補助対象です。
緑化面積の条件があるため、庭を解体する場合はどこに緑を増やすのかもあわせて考えておく必要があります。
同じく地方自治体が実施していますので、条件や申請方法を確認してみましょう。
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庭を駐車場にリフォームする際の注意点
駐車場にするために庭を解体すると、リフォームを途中で止めるのは難しくなります。
注意点を事前に押さえて、後から変更になることがないリフォーム計画を立てましょう。
庭を駐車場にリフォームする際の注意点を2つお伝えします。
ガレージには建築確認申請と固定資産税が必要なことを理解しておく
ガレージは「建物」と見なされるため、建築確認申請が必要です。
そして、ガレージ設置後には固定資産税がかかります。
建築確認申請には2万円〜5万円ほどが必要であり、施工業者などに申請を代行してもらう場合はさらに委託費用がかかります。
ガレージの固定資産税は、建築費や販売価格の60%に1.4%をかけた程度が目安です。
建物と見なされるポイントは、3方向以上の壁と屋根で囲まれているかどうかです。
壁のないカーポートは建物にはあたりません。
また、土地への定着性や面積などの条件もあるため、建築確認申請が必要かどうかは専門家に判断してもらうのがおすすめです。
駐車しやすさを最優先する
駐車場には、見た目以上に機能性が求められます。
日常的に車の出し入れをするため、駐車しやすい状態になっているかを検討しましょう。
たとえば、駐車場のスペースは車体のサイズに加えて周囲1m前後の余裕が必要です。
また、駐車場スペースに自転車を置く場合、車の出し入れを邪魔しないかもチェックしてみましょう。
周囲の道路状況を考慮して、駐車場から道路にスムーズに出入りできるかも考えておきたいポイントです。
あわせて、夜間の利便性を考え、照明を用意しておくことをおすすめします。
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庭に駐車場を作る際のよくある質問
DIYで庭に駐車場を作れるでしょうか?
DIYで庭に駐車場を作るのは不可能ではありませんが、かなり難易度が高いため、おすすめはできません。
安全性や後のメンテナンスを考えると、専門の業者に相談したほうが安心です。
庭に駐車場を作る場合、不要なものを撤去して舗装するだけでよいと思うかもしれません。
しかし、植木は根元から撤去する必要があり、サイズによっては重機がないと伐根・運搬は難しいでしょう。
さらに、ガス管や水道管にも気を付ける必要があります。
また、地域によっては建築協定で建築する建物の基準が決まっていることがあります。
納得して理想の駐車場を作るためにも、専門知識を持った施工業者に依頼しましょう。
庭を駐車場にする場合はプロに相談してみよう
既存の庭を駐車場にリフォームする場合、解体・撤去と駐車場の設置の二段階で考える必要があります。
解体も設置も、庭や周囲の状況によって適切な方法が異なります。
後からより良い方法が見つかると、二度手間となり、かえって費用がかさんでしまうでしょう。
コストを抑えつつ満足度の高い駐車場にするためには、プロの目から見た判断が必要です。
駐車場のイメージが固まったら、実現できるかも含めて外構工事の専門業者であるプロに相談してみましょう。
コストを抑える方法やより良いプランを提案してくれます。
庭を駐車場にしようと考えている方は、ぜひ一度見積もりを依頼してみてください。