庭を駐車場にするリフォーム費用はいくら?〜助成金や税金も解説
庭を駐車場にリフォームする場合、50万円~150万円になることが多いです。
庭の解体・撤去と駐車場の設置が必要な場合、解体・撤去費用のみでも5〜100万円と幅がかなりあります。
<<本記事は2026年3月に更新しました。>>
-
石垣を壊して駐車場にする場合の費用
石垣を壊して駐車場にする費用の目安は75~100万円です。
※工事費・撤去・運搬費込み。
石垣や庭石などの解体・撤去費用は、運べる程度まで砕いた石の総重量で決まります。
費用の目安は、1kgあたり20〜40円ほどです。 -
塀を壊して駐車場にする場合の費用
塀を壊して駐車場にする場合の費用の目安:75~100万円
※工事費・撤去・運搬費込み。
ブロック塀の解体・撤去費用は10〜20万円ほどを見込んでおきましょう。
ブロック塀を解体した後は、石垣の場合と同じく約14万円〜の舗装費用がかかります。 -
高低差のある庭・擁壁を駐車場にする場合の費用
高低差のある庭・擁壁を駐車場にする場合の費用の目安は130~190万円です。
※工事費・撤去・運搬費込み。
道路との高低差がある庭を駐車場にする場合、擁壁工事が入ると100万円以上の予算が必要です。
~~~~~~
ただし、お庭の状況や工事業者によってもこの価格は上下します。
安価に導入したいならマージンのない自社施工会社を選び、
お得な価格かどうかを見積りをとってみて確認しましょう。
庭を駐車場にするにあたって抑えておきたいポイントは下記の3点です。
- 複数社から見積を取ってしっかり比較検討する
- 庭に高低差がある場合、対応可能な企業に依頼する
- 自社施工業者に依頼する
撤去が工事に含まれてくると工事費用は100~180万円ほどになってしまう場合もあるため
見積比較を行い割高で行わないようにしましょう。
この記事では、さまざまな理由から庭を駐車場にしようと検討している方に向けて、STEP1(解体・撤去)→ STEP2(舗装)→ STEP3(駐車場タイプ)→ STEP4(カーゲート)の順番に沿って、必要な費用感と費用を安く抑えるコツを解説します。
あわせて、利用できる助成金や忘れてはいけない税金についてもお伝えしますので、駐車場設置の参考にしてください。
今すぐ「庭を駐車場にする施工が得意な業者で見積比較してみたい!」という方は下記のボタンを押して見積比較してみてください。
\理想の工事に最適な優良業者で見積比較/
※無料で何度でも見積が可能です
【STEP1】今のお庭の状況は?解体・撤去にかかる費用
庭を駐車場にする際、まず最初に必要なのが「今あるものを壊す・撤去する」工事です。
石垣や塀を取り除いて駐車スペースを確保するため、リフォームには外構の撤去費用と駐車場を設置する費用の両方がかかります。
ここでは、お庭の状況ごとに解体・撤去にかかる費用の目安を紹介します。
まずは一覧表で全体像を把握しましょう。
| 解体・撤去するもの | 費用の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 石垣 | 75万〜100万円 | 工事費・撤去・運搬費込み。石の重量で変動します。 |
| ブロック塀 | 75万〜100万円 | 工事費・撤去・運搬費込み(解体・撤去のみなら10〜20万円程度)。 |
| 高低差のある庭・擁壁 | 130万〜190万円 | 道路との高低差を削りそろえる大がかりな工事になります。 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
石垣を壊して駐車場にする場合の費用
- 石垣を壊して駐車場にする費用の目安:75~100万円
※工事費・撤去・運搬費込み。
石垣や庭石などの解体・撤去費用は、運べる程度まで砕いた石の総重量で決まります。
費用の目安は、1kgあたり20〜40円ほどです。
費用の目安は、1kgあたりもしくは㎥あたりの単価で記載されることが多いです。
-
石垣の撤去・運搬単価
- 1kgの場合:30〜50円
- ㎥の場合:15,000~25,000円
使っている石材の量で費用が決まるため、家を石垣で囲んでいる場合と土台の一部のみ石垣にしている場合では費用が大きく異なります。
石垣を解体した後、地面を舗装するのみのオープン駐車場を設置する費用は1台分約14万円〜が目安です。
屋根を付けたりカーゲートを設置したりする場合は、追加で費用がかかります。
\工事に合わせた最適な業者がわかる/
※無料でご利用いただけます。
塀を壊して駐車場にする場合の費用
- 塀を壊して駐車場にする場合の費用の目安:75~100万円
※工事費・撤去・運搬費込み。
ブロック塀の解体・撤去費用は10〜20万円ほどを見込んでおきましょう。
ブロック塀を解体した後は、石垣の場合と同じく約14万円〜の舗装費用がかかります。
ブロック塀を壊す場合、解体後に廃材の撤去・処理、さらに掘り返した土を埋め戻す作業が必要です。
解体・撤去費用には人件費や運送費、廃材処分費が含まれています。
ブロック塀の解体・撤去費用は平米単価5,000〜1万円が目安です。
ブロック塀の大きさによって人件費や廃材処分費が変わり、諸経費が加わるケースもあります。
また、ブロック塀を壊したことによって新たに門や塀を新設する場合は、
50~100万円が費用としてかかるケースが多くなります。
\工事に合わせた最適な業者がわかる/
※無料でご利用いただけます。
高低差のある庭・擁壁を駐車場にする場合の費用
- 高低差のある庭・擁壁を駐車場にする場合の目安:130~190万円
※工事費・撤去・運搬費込み。
道路との高低差がある庭を駐車場にする場合、擁壁工事が入ると100万円以上の予算が必要です。
まず擁壁や庭を解体して削り、駐車場予定地と道路の高さをそろえます。
擁壁に高さがある場合は、それに応じて費用も高くなります。
新設した駐車場には、建物敷地内への階段やスロープを設置しましょう。
傾斜がきつくなる場合は、手すりを付けたほうが安心です。
また、擁壁駐車場の場合はオープン駐車場の場合で約150万円~が目安です。
坂の途中の立地で駐車場内に高低差がある場合は、カーポートの一方の柱を高さ調整するだけで対応できる場合もあります。
土の処分費用やどれだけ処分が必要かはお住いの土地の状況によっても変わりますので、
見積りしてみて初めて目安の費用がわかります。
まずは無料で下記のリンクより駐車場工事の見積りをとってみてください。
(全国対応)
\工事に合わせた最適な業者がわかる/
※無料でご利用いただけます。
植木・庭木の撤去にかかる費用
庭を解体する場合、塀や石垣だけでなく植木の撤去も必要となります。
庭の植木を撤去して埋め戻すには、3m×5m程度のスペースで15~20万円はかかるでしょう。
かなり大きな木の場合、伐根・運搬作業に重機が必要となり、1本で10万を超える費用がかかるケースもあります。
なお、植木の撤去時には地中の根が水道管やガス管に絡んでいるケースもあります。
事前にライフラインの埋設位置を業者に確認してもらうと安心です。
\工事に合わせた最適な業者がわかる/
※無料でご利用いただけます。
【STEP2】地面はどうする?舗装にかかる費用
解体・撤去が終わったら、次は地面の舗装です。
土のままだと土ぼこりや泥はねで車や近隣を汚す可能性があるため、スペースの舗装が必要です。
舗装タイプによって費用が異なりますので、予算にあわせて検討しましょう。
| 舗装材 | 費用(車1台分) | 特徴 |
|---|---|---|
| 砂利(砕石) | 約4万円~ | 最も安価で施工当日から駐車可能。タイヤ跡が残りやすく風で飛ぶデメリットあり。 |
| アスファルト | 約14万円~ | コンクリートより安く水はけが良い。デザイン性は低め。 |
| コンクリート | 約20万円~※ | 最もきれいで長持ちし手入れが楽。固まるまで数日駐車不可。(※13万〜16万円程度で済むケースもあり) |
砕石(砂利)
砕石は、駐車場の舗装方法として最も安価で手軽です。
1台分のスペースなら費用は4万円ほどとリーズナブルに抑えられます。
施工当日から駐車できるのもメリットだといえるでしょう。
しかし、タイヤの跡が残りやすいというデメリットもあります。
車のわだちに水がたまると砕石が流出する可能性があるため、日々のメンテナンスが欠かせません。
また、風で砕石が飛んでしまう危険性もあります。
飛散した砕石が車を傷つけないよう注意が必要です。
砕石のみの場合に比べてメンテナンスの手間を減らせるため、あわせて検討してみましょう。
\工事に合わせた最適な業者がわかる/
※無料でご利用いただけます。
アスファルト
アスファルト舗装の費用は、1台分のスペースで14万円ほどです。
コンクリート舗装よりも費用を抑えられ、水はけがよく静音性に優れているのがアスファルトのメリットです。
固まるまでの数時間は待つ必要がありますが、施工当日からの駐車が可能です。
ただし、業者によってはアスファルトを扱えないことがあるため、事前に確認しておきましょう。
デメリットは、道路のような見た目でデザイン性に乏しい点と、劣化によって表面がはがれてくることです。
また、真夏の直射日光でアスファルトが柔らかくなり、車のタイヤ跡がつきやすくなる点にも留意しておきましょう。
コンクリート
駐車場の舗装方法のなかで最もきれいなのがコンクリート舗装です。
そのぶん費用は高く、1台分のスペースで20万円ほどが目安となります。
コンクリート舗装は耐久性が高く、メンテナンスの手間がかかりません。
表面が平らで水はけが良く、汚れても水でさっと洗い流せます。
デザイン性に優れているのも、コンクリートのメリットのひとつです。
個性を演出したいなら、コンクリート製のブロックをレンガ調に組み合わせるインターロッキングを取り入れてみましょう。
インターロッキングブロックは色やサイズが豊富にあるため、思いどおりのデザインを実現できます。
デザインにこだわるほどに費用が高くなる点と、コンクリートが固まるまでの数日間は駐車ができない点に注意が必要です。
近隣のコインパーキングや月極駐車場を一時的に借りるケースが一般的です。養生期間は季節によっても変わるため、業者に確認しておくと安心です。
【STEP3】どんな駐車場設備にする?駐車場タイプ別の費用
舗装方法が決まったら、次は駐車場のタイプを選びましょう。
車をどこまで守りたいか(屋根や壁の有無)によって、設備の内容と費用が変わります。
それぞれの特徴と費用を解説しますので、駐車場タイプを選ぶときの参考にしてください。
| タイプ | 金額 | 特徴 |
|---|---|---|
| オープン(屋根なし) | 約10~15万円 | 舗装のみのシンプルな駐車場。費用を安く抑えられる。 |
| カーポート(屋根のみ) | 約35万円〜45万円 | 雨雪・鳥のフン・紫外線から車を守り乗り降りが快適に。 |
| ガレージ(屋根+壁) | 約90万円~ | 防犯性最高で車を完全に守れるが建築物扱いで固定資産税がかかる。 |
オープン駐車場
オープン駐車場は、舗装のみのシンプルな駐車場です。
設置費用は10~15万円ほどで、比較的費用を抑えて駐車場を作れます。
ただし、屋根や壁などで車が覆われていないため、住環境によっては防犯性が気になるところです。
防犯性を高めたいのなら、後述するチェーンポールなどのカーゲートを設置しましょう。
その場合、チェーンポール費用約8万円が追加となります。
庭の解体や廃材の撤去、舗装、加えてチェーンポールを設置する場合は、総額で50万円程度を見ておきましょう。
カーポート
カーポートは屋根と柱だけがあるタイプの駐車場で、設置費用は35〜45万円ほどとなります。
カーポートは、屋根があるため雨や雪から車を守れます。
玄関先からカーポートまで屋根が続いていれば、車の乗り降り時に濡れなくてすむため便利です。
また、駐車場の場所によっては、鳥のフンが落ちてきたり紫外線の影響を受けたりします。
屋根があれば、そういった上からの飛来物から車を守れます。
屋根があっても入り口は開いていますので、防犯性を高めるためにはカーポートに併せてカーゲートの設置がおすすめです。
ただし、自治体によっては建築確認申請が必要になるケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
ガレージ
ガレージは屋根と3方向の壁で車を囲うタイプの駐車場です。
車を入れる倉庫を作ると考えると分かりやすいでしょう。
車をしっかり囲むため費用が高く、設置費用は90万円以上となります。
ガレージのメリットは、しっかり囲まれているため防犯性が高いことです。
盗難やいたずら防止はもちろん、雨や雪、紫外線からも車を守れます。
しかし、建築物扱いとなるガレージは、基礎工事や土間打ち工事などが必要です。
そのため、設置完了までに日数がかかります。
事前に設置完了までのスケジュールを確認しておきましょう。
\工事に合わせた最適な業者がわかる/
※無料でご利用いただけます。
【STEP4】入り口の防犯対策は?カーゲートにかかる費用
駐車場の防犯性をさらに高めたい場合は、入り口にカーゲートを設置しましょう。
カーゲートの設置は任意ですが、住宅街や道路に面した駐車場では防犯対策として検討する価値があります。
カーゲートには、簡易的なチェーンポール、跳ね上げ式のオープンゲート、外部を遮断するシャッターなどがあります。
タイプによって費用も異なるため、防犯性と予算の兼ね合いで考えましょう。
| タイプ | 金額 | 特徴 |
|---|---|---|
| チェーンポール | 約8万円~ | 費用を抑えつつ防犯性を高められるが手動で外す手間あり。 |
| オープンゲート | 約13万円~ | 上部に引き上げるタイプ。見た目もおしゃれで防犯性が高い。 |
| シャッター | 約50万円~(電動は約70万円~) | 完全に外部を遮断でき防犯性抜群。 |
チェーンポール
チェーンポールはポールを立ててチェーンを渡すシンプルなゲートで、設置費用は8万円ほどが目安です。
費用を抑えて防犯性を高められ、開放感があるのがチェーンポールの魅力です。
ただし、車の出し入れの度にチェーンを取り外す手間がかかります。
自宅駐車場に設置するチェーンポールは、着脱式と埋め込み式の2種類です。
着脱式なら、使わないときは外しておけます。
埋め込み式は、チェーンポール自体を地面に埋め込みます。
ポールの保管場所を考える必要はありませんが、着脱式よりも費用は高めです。
オープンゲート
オープンゲートは13万円ほどで設置できます。
ゲートを上部に引き上げるため、ゲートを収納する必要がありません。
ただし、引き上げる高さを調整することが難しく、車高が高かったりルーフボックスを搭載したりしている場合は注意が必要です。
また、さまざまなデザインがあるため、見た目や自宅との相性にこだわって選べます。
チェーンポールに比べて防犯性が高いのもメリットのひとつです。
電動タイプやゲート下にガードをつけてペットの飛び出しを防げるタイプもあります。
シャッター
シャッターは駐車場と外部を遮断できるため、最も防犯性が高いカーゲートです。
設置金額は50万円ほどで、電動タイプだと70万円ほどとなります。
シャッター部分は、中が見えないスラットタイプと中が見えるグリルタイプがあります。
さまざまなデザイン、特徴のシャッターがあるため、自分の好みや予算に合わせて選びましょう。
外構全体や自宅と雰囲気を合わせれば、高級感のある外構デザインを作れます。
外壁とコーディネートするなど、こだわりの見せどころです。
\工事に合わせた最適な業者がわかる/
※無料でご利用いただけます。
【STEP1〜4合算】費用シミュレーション例
ここまで解説してきたSTEP1〜4の費用を組み合わせると、実際にいくらかかるのかイメージが湧きやすくなります。
代表的な3パターンの総額シミュレーションを紹介します。
| パターン | 内訳 | 総額の目安 |
|---|---|---|
| コスト重視プラン ブロック塀撤去+砂利+オープン+カーゲートなし |
撤去75万円+砂利4万円+オープン10万円 | 約89万円~ |
| バランス重視プラン ブロック塀撤去+コンクリート+カーポート+チェーンポール |
撤去75万円+コンクリ20万円+カーポート35万円+ポール8万円 | 約138万円~ |
| しっかり守るプラン 石垣撤去+コンクリート+ガレージ+シャッター |
撤去75万円+コンクリ20万円+ガレージ90万円+シャッター50万円 | 約235万円~ |
正確な金額を知るためには、現地を見てもらったうえで見積もりを取ることが大切です。
庭を駐車場にした費用とリアルな実例

| 工事内容 | 費用 |
|---|---|
|
総工事費:176.7万円(税別) |
| 駐車場のコンクリート工事費用 | 81.6万円(税別) |
土間コンクリート工事、外周の砂利敷き(防草シート込み)、植栽の撤去(伐根)および処分、石材・土留めブロックの撤去、フェンス(YKKイーネットフェンス3F型)の設置工事の費用です。
土間コンクリート工事に絞った費用の合計は、税抜で816,438円です。 その詳細な内訳(税抜)は以下の通りです。
- 基礎工(鋤取り・砕石入れ):268,640円
- 残土処分:16,750円
- 土間コンクリート(刷毛引き仕上げ):523,848円
- 型枠:7,200円
また、今回撤去費用として植栽・ブロックがありましたが撤去費用も記載します。
- 植栽撤去(伐根)の小計:322,500円
- 石材土留めブロック撤去の小計:27,600円
【実際の画像で解説】庭を駐車場にする工事の流れ
| 工程 | 工程画像 |
|---|---|
| 庭・塀・植栽の撤去 鋤取り(土を掘り下げて撤去) |
![]() |
| 砕石敷き 転圧(押し固める) |
![]() |
| 型枠設置 鉄筋の設置 |
![]() |
| コンクリート打設(だせつ) |
![]() |
| 仕上げ(しあげ) 画像はハケ引き |
![]() |
土間コンクリート工事は、まず土を削り砕石を敷いて固める基礎作りから始まります。
次に型枠とひび割れ防止のメッシュ(鉄筋)を設置し、コンクリートを流し込み(打設)ます。
その後、用途に合わせて表面を仕上げ、乾燥させる養生期間に入ります。
人が歩くまでは数日、車が乗れる強度になるには約1週間が必要です。
工事全体の期間の目安
庭を駐車場にリフォームする際、工事全体にかかる期間は内容によって異なります。
解体・撤去のみであれば1〜3日程度で終わるケースが多いですが、コンクリート舗装やカーポート・ガレージの設置まで含めると、全体で1〜3週間程度が一般的な目安です。
特にコンクリート舗装は養生期間(乾燥期間)が必要なため、その間は駐車ができません。
工事期間中に車をどこに駐車するかも含めて、事前にスケジュールを業者と相談しておきましょう。
なお、梅雨や真冬の時期は天候の影響で工期が延びることがあります。
できるだけ春や秋など天候が安定している時期に工事を計画すると、スムーズに進みやすいでしょう。
庭を駐車場にリフォームする費用を安く抑える5つのコツ
庭を駐車場にリフォームする費用はタイプによって異なり、30〜100万円以上とかなり幅があります。
できるだけ費用を抑えるため、以下の5つのコツを紹介します。
- ①舗装する部分を限定的にする
- ②見えないところには費用をかけない
- ③相見積もりをとる
- ④助成金を活用する
- ⑤自社施工業者を選ぶ
ここからは、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
①舗装する部分を限定的にする
最も安価なオープン駐車場でも、コンクリートで舗装すると費用がかさんでしまいます。
砂利だと費用は抑えられますが、風で飛んだり雨で流れたりするかもしれません。
それぞれメリットデメリットがあるため、どちらにするか悩む方もいるでしょう。
その場合、舗装する部分を限定的にすることで解決できます。
たとえば、タイヤが乗る部分だけをコンクリート舗装にして、ほかは砂利にします。
そうすると、全面コンクリートより予算を抑えつつ、デザイン性を高められるでしょう。
②見えないところには費用をかけない
費用を抑えるためには、見えないところには費用をかけないという思い切りも必要です。
道路から見える範囲は化粧コンクリートでデザイン性を高め、見えないところはできるだけ費用を抑えましょう。
見えないところは費用を削ってコストダウンを図り、人の目に触れやすいところはこだわりを反映させるなど、お金の使い方にメリハリをつけることが重要です。
③相見積もりをとる
庭を駐車場にリフォームする際は、必ず複数業者から相見積もりを取りましょう。
外構工事は、ハウスメーカーから紹介された業者の言い値で進んでしまうケースがあります。
一社の金額だけでは、それが妥当な金額なのか判断できません。
複数業者から見積もりをもらうことで、適正価格を見極められるでしょう。
その結果、全体的な予算を抑えられる場合があります。
庭の解体費用などは、庭の状態や廃材の量によって金額が変わります。
そのため、目安金額で費用を想定しても、実際には追加費用が必要となるかもしれません。
庭を駐車場にリフォームした実績を豊富に持つプロのアドバイスがあれば、予算を抑えてより良い駐車場を作れます。
④助成金を活用する
庭を駐車場にリフォームするにあたって、助成金が使えるケースがあります。
費用負担を抑えられますので、助成金が使える場合は積極的に活用しましょう。
利用できる可能性がある補助金や助成金は、以下の2つです。
- ブロック塀等撤去費補助金
- 民有地緑化助成制度
「ブロック塀等撤去費補助金」は、塀の倒壊による被害防止のため、ブロック塀の撤去費用を補助する制度です。
実施しているのは各地方自治体で、条件や申請期間などがそれぞれで異なります。
補助限度額は10〜15万円ほどです。
「民有地緑化助成制度」では、緑化にかかる施工費用の一部が助成されます。
駐車場の緑化も補助対象です。
緑化面積の条件があるため、庭を解体する場合はどこに緑を増やすのかもあわせて考えておく必要があります。
同じく地方自治体が実施していますので、条件や申請方法を確認してみましょう。
⑤自社施工業者を選ぶ
外構工事の費用を抑えるうえで、自社施工の業者を選ぶことも重要なポイントです。
ハウスメーカーや大手リフォーム会社に依頼すると、実際の施工は下請け業者が行うケースが多く、中間マージン(仲介手数料)が上乗せされるため費用が割高になりがちです。
自社施工の業者に直接依頼すれば、この中間マージンが発生しないため、同じ工事内容でも費用を抑えられる可能性があります。
「実際に工事をするのは御社ですか?」と直接聞いてみるのも有効です。
施工実績の写真や口コミを確認して、信頼できる業者を選びましょう。
\工事に合わせた最適な業者がわかる/
※無料でご利用いただけます。
庭を駐車場にリフォームする際の注意点
駐車場にするために庭を解体すると、リフォームを途中で止めるのは難しくなります。
注意点を事前に押さえて、後から変更になることがないリフォーム計画を立てましょう。
庭を駐車場にリフォームする際の注意点を4つお伝えします。
ガレージには建築確認申請と固定資産税が必要なことを理解しておく
ガレージは「建物」と見なされるため、建築確認申請が必要です。
そして、ガレージ設置後には固定資産税がかかります。
建築確認申請には2万円〜5万円ほどが必要であり、施工業者などに申請を代行してもらう場合はさらに委託費用がかかります。
ガレージの固定資産税は、建築費や販売価格の60%に1.4%をかけた程度が目安です。
建物と見なされるポイントは、3方向以上の壁と屋根で囲まれているかどうかです。
壁のないカーポートは建物にはあたりません。
また、土地への定着性や面積などの条件もあるため、建築確認申請が必要かどうかは専門家に判断してもらうのがおすすめです。
駐車しやすさを最優先する
駐車場には、見た目以上に機能性が求められます。
日常的に車の出し入れをするため、駐車しやすい状態になっているかを検討しましょう。
駐車場に必要なスペースは、車種によって異なります。
以下の表を参考に、ゆとりのある設計を心がけてください。
| 車種の目安 | 車体サイズ | 駐車場の推奨サイズ(ゆとり込み) |
|---|---|---|
| 軽自動車 | 全長3.4m × 全幅1.48m | 奥行4.0m × 幅2.2m(約8.8㎡) |
| 普通車(セダン等) | 全長4.7m × 全幅1.7m | 奥行5.5m × 幅2.5m(約13.8㎡) |
| 大型車(SUV・ミニバン等) | 全長5.0m × 全幅1.85m | 奥行6.0m × 幅2.7m(約16.2㎡) |
駐車場のスペースは車体のサイズに加えて周囲にゆとりを持たせることが重要です。
ドアの開閉や乗り降り、荷物の出し入れを考慮して、左右に50cm〜1m程度の余裕を確保しましょう。
また、駐車場スペースに自転車を置く場合、車の出し入れを邪魔しないかもチェックしてみましょう。
周囲の道路状況を考慮して、駐車場から道路にスムーズに出入りできるかも考えておきたいポイントです。
あわせて、夜間の利便性を考え、照明を用意しておくことをおすすめします。
地中埋設物(水道管・ガス管)を事前に確認する
庭の解体工事では、地中に埋まっている水道管やガス管を傷つけないよう注意が必要です。
特に古い住宅では、図面と実際の埋設位置がずれているケースもあります。
工事前に業者に現地調査を依頼し、ライフラインの位置を正確に把握しておきましょう。
万が一、工事中にガス管を破損してしまうと、ガス漏れや修繕費用の発生といった大きなトラブルにつながります。
水道管の破損も同様に、水漏れや復旧費用がかかるため、事前確認は必須です。
近隣への配慮と工事中の生活を考えておく
庭の解体・撤去工事では、重機の使用や廃材の運搬にともなう騒音・振動・粉じんが発生します。
工事が始まる前に、近隣住民へ挨拶しておくとトラブルを防げるでしょう。
多くの施工業者は工事前に近隣への挨拶回りを行ってくれますが、業者任せにせず施主からも一言伝えておくと、より丁寧な印象を与えられます。
また、工事期間中は車の出し入れができなくなるため、仮の駐車場所を確保しておく必要があります。
近隣のコインパーキングや月極駐車場の空き状況を事前に調べておくと安心です。
\工事に合わせた最適な業者がわかる/
※無料でご利用いただけます。
庭に駐車場を作る際のよくある質問
DIYで庭に駐車場を作れるでしょうか?
DIYで庭に駐車場を作るのは不可能ではありませんが、かなり難易度が高いため、おすすめはできません。
安全性や後のメンテナンスを考えると、専門の業者に相談したほうが安心です。
庭に駐車場を作る場合、不要なものを撤去して舗装するだけでよいと思うかもしれません。
しかし、植木は根元から撤去する必要があり、サイズによっては重機がないと伐根・運搬は難しいでしょう。
さらに、ガス管や水道管にも気を付ける必要があります。
また、地域によっては建築協定で建築する建物の基準が決まっていることがあります。
納得して理想の駐車場を作るためにも、専門知識を持った施工業者に依頼しましょう。
庭の駐車場をコンクリートで舗装すると費用はどれくらいかかりますか?
コンクリート舗装の費用は、1㎡あたり約10,000~12,000円が相場です。
1台分(約13㎡)で約13万~16万円、2台分で約26万~32万円程度となります。
ただし、整地や撤去作業が必要な場合は、追加費用が発生します。
庭をコンクリートにしたら固定資産税の対象になりますか?
コンクリート舗装のみでは固定資産税の課税対象にはなりません。
ただし、屋根や壁がある構造物(例:ガレージ)を設置した場合は、家屋と見なされ課税対象となる可能性があります。
家屋として認定された場合は、課税の対象になります。
固定資産税における家屋とは、不動産登記法における建物と同義で、以下の3つの要件をすべて満たしたものとされています。
- 外気分断性 (屋根及び周壁またはこれらに類するものを有し)
- 土地への定着性 (土地に定着した建造物であって)
- 用途性 (その目的とする用途に供し得る状態にあるもの)
出典:水戸市公式ホームページ
庭を駐車場にしたいのですが、費用はどのくらいですか?
庭を駐車場にする費用は、整地や既存物の撤去、舗装方法により異なります。
一般的に1台分で約60万~100万円、2台分で約120万~200万円が目安です。
2台分の駐車場にする場合の費用はどのくらい変わりますか?
2台分の駐車場にする場合、舗装面積が約2倍になるため舗装費用もほぼ2倍になります。
コンクリート舗装なら1台分で約20万円、2台分なら約40万円が舗装費用の目安です。
一方、解体・撤去費用は撤去する対象の規模によって決まるため、単純に2倍にはなりません。
カーポートやカーゲートも2台分対応のものを選ぶ必要があるため、全体では1.5〜2倍程度の予算を見込んでおきましょう。
駐車場のリフォーム補助金はどのようなものがありますか?
駐車場リフォームの工事で塀の解体がある場合、ブロック塀等撤去の助成金が使える可能性があります。
地震の際のブロック塀等の倒壊による人的被害の防止等を図るため、道路等に面した一定の高さ以上のブロック塀等の撤去および軽量フェンス等の新設工事に要する費用の一部を補助します。
出典:大阪府 | ブロック塀等の撤去を促進する補助制度について
お住いの自治体によっても変わるので各自治体のホームページを確認してみてください。
段差・高低差のある土地で駐車場を増設する費用はどれくらい?
段差や高低差のある土地での駐車場増設は、一般的に100万~200万円以上が目安ですが、現地の状況により大きく異なります。
擁壁工事や土留め工事が必要となり、費用が高額になります。
庭を駐車場にリフォームする工期はどれくらいですか?
工期は工事内容によって大きく異なります。
解体・撤去のみなら1〜3日、舗装やカーポートの設置まで含めると1〜3週間程度が一般的です。
特にコンクリート舗装は養生に約1週間が必要なため、工期が長くなりがちです。
ガレージの場合は基礎工事も含め、2〜4週間ほどかかるケースもあります。
庭を駐車場にする場合はプロに相談してみよう
既存の庭を駐車場にリフォームする場合、STEP1の解体・撤去からSTEP4のカーゲートまで、複数の工程を段階的に進める必要があります。
解体も設置も、庭や周囲の状況によって適切な方法が異なります。
後からより良い方法が見つかると、二度手間となり、かえって費用がかさんでしまうでしょう。
コストを抑えつつ満足度の高い駐車場にするためには、プロの目から見た判断が必要です。
駐車場のイメージが固まったら、実現できるかも含めて外構工事の専門業者であるプロに相談してみましょう。
コストを抑える方法やより良いプランを提案してくれます。
庭を駐車場にしようと考えている方は、ぜひ一度見積もりを依頼してみてください。











