外構・エクステリア工事の費用を完全理解!「建築費の10 %が相場」は間違い!?

外構・エクステリア工事の費用を完全理解!「建築費の10 %が相場」は間違い!?

外構・エクステリア工事の費用相場は「建築工事費用の10%程度」と説明されているのを度々見かけますが、それは間違いです。

外構・エクステリア工事の費用相場について間違った認識をもっていると、適切な計画が立てづらくなり、限られた予算を有効活用できなくなり兼ねません。

外構・エクステリア工事で後悔をしないためにも、本記事を通して、外構・エクステリア工事の費用について正しく理解して頂ければと思います。

さらに、後半では工事費用を安く抑える方法についても解説していきますので、これから外構・エクステリア工事を検討する方はぜひご参考ください。

それでは早速、「外構・エクステリア工事にかかる費用」について解説してきます。

あなたが検討しているのはどっち

外構・エクステリア工事にかかる費用【”建築費の10%が相場”は間違い】

3ポイント

外構・エクステリア工事の費用相場を調べると、よく建築工事費用の10%程度と言われますが、建築工事費と外構・エクステリア工事費に相関関係はありません

外構・エクステリアは、それぞれの家によって異なる条件に対してフルオーダーメイドで作られるものなので、明確な相場というものは存在しません。

その上で、自宅の外構・エクステリア工事にかかる費用を検討する際は

”外構・エクステリア工事の費用は「①外構面積」「②外構タイプ」「③工事をする場所」によって変動する”

ということを理解しておく必要があります。

①②③について、それぞれもう少し詳しく解説していきます。

①外構面積によって工事費用が変わる

外構面積の図

まず考えるべきは、「自宅の外構面積がどのくらいの広さなのか」という点です。

外構・エクステリア工事の費用は外構面積が広くなればなるほど高くなります。

外構面積とは 『敷地面積から建物が建っている面積(建築面積)を差し引いた面積』のことです。

例えば、敷地面積が200㎡で建築面積が100㎡であれば

200㎡ー100㎡=100㎡

が、外構面積になります。

極端な例を挙げると、全面を土間コンクリートにしたい場合、土間コンクリートの費用相場は、10,000円/㎡程度です。

外構面積100㎡であれば100万円、200㎡であれば200万円かかる計算になります。

逆に狭小住宅であれば、外構面積はほとんどないので、外構・エクステリア工事にかける費用は安くて済みます。

カーポートや門扉などの単体で購入するものではない「面積物」の工事費用は、外構面積によって大きく左右されます。

②外構タイプによって工事費用が変わる

続いては「自宅をどの外構タイプにするか」という点について。

どの外構タイプを選ぶかによっても、外構・エクステリア工事費用が変わります。

外構は大きく分けて、以下の3のタイプがあります。

● クローズド外構
● オープン外構
● セミクローズド外構

費用相場は「クローズド外構>セミクローズド外構>オープン外構」で高くなる傾向があります。

それぞれのタイプについてもう少し詳しく解説します。

クローズド外構

クローズド外構

クローズド外構とは 「門、フェンス、ブロック塀、生垣などで住宅の敷地を囲い、住宅と道路の境界線が明確にわかる外構」のことです。

フェンスを設置するだけでも100万円超えることがありますので、フェンスありなしでも大きく外構・エクステリア工事費用が変ってきます。

クローズド外構の一番のメリットはプライバシーを確保できることですが、他のタイプと比較して外構工事が高くなります

オープン外構

オープン外構

オープン外構とは その名の通り、「住宅の敷地を塀やフェンスなどで囲わず、外部からオープンに見えるようにする外構」を指します。

フェンスや門扉もないため、クローズド外構と比較すると圧倒的にオープン外構の方が費用が安くつきます

デメリットとしては、開放的な空間となるためプライバシーの確保が難しく、防犯面としても敷地の出入りがしやすいタイプなので、注文住宅の建物自体に防犯性能を高めたりする必要があります。

セミクローズド外構

セミクローズド外構

セミクローズ外構とは、「塀やフェンスで完全に周囲を囲むのでは無く、必要な場所にのみ設置する外構」のことです。

オープン外構は部分的に塀やフェンスなどを設置することでプライバシーを守りつつ、十分な開放感を維持することができます。

外構・エクステリア工事の費用を抑えつつ、プライバシーや防犯対策ができることから、近年多くの注文住宅で採用されている外構タイプです。

オープンであればあるほど、フェンスや塀にかかる費用が削減されるので工事費用は安くなる
反対にクローズドであればあるほど工事費用は高くなる
そのちょうど中間がセミクローズド外構。

あなたが検討しているのはどっち

③外構工事をする範囲によって費用が変わる

一般的に「外構・エクステリア工事」は

・塀・囲い
・ガレージ・カーポート
・庭・ガーデン
・玄関アプローチ
・テラス・ウッドデッキ
・フェンス
・門まわり

など全てを含みますが、家によって工事が必要な場所と不要な場所があります。

複数の箇所を工事すればそれだけ費用もかさみます。

ついつい、あれもこれもと無駄なものまで設置してしまいがちですが、長期的に見て必要最低限の工事に厳選することをおすすめします。

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さて、

ここまでをまとめると、外構・エクステリア工事の費用は

「①外構面積」「②外構タイプ」「③工事をする範囲」の3つの要素によって変動する

というお話でした。

「建築費用の10%」というのはかなり曖昧な考え方で、場合によっては実際にかかる費用から大きくかけ離れることもあります。

ぜひ今回お伝えした3つの基準を参考に、自宅の外構・エクステリア工事にかかる費用相場を正しく把握して頂ければと思います。

外構工事 “部分別”の費用相場

塀や庭などそれぞれの工事一つをとっても、使用する材質や工事規模などによって費用が変わってきます。

外構・エクステリア工事は多岐にわたりますが、今回は主要な外構工事7つのそれぞれの相場について解説します。

ぜひ自宅の外構・エクステリア工事にかかる費用をざっくり把握する際の参考にしてください。

塀・囲い

塀・囲い

相場:50~100万円

塀を設置する面積や全長、使用する素材によって費用が変動します。

大まかな相場でいうと、すべてあわせて100万円前後の場合が多いです。

ガレージ・カーポート

ガレージ・カーポート

相場:40~100万円

車を所有しているなら駐車スペースは必須です。

土間コンクリート打ちのみだと20万円程度が相場。

その上からカーポートを設置する場合やガレージを置く場合は、合計で40万円~100万円程度になります。

庭

相場:10~100万円

どこまでやるかによって費用が大きく変わる場所です。

庭に芝生を敷くなど簡易で基礎的な工事ですと10万円程度で済みますが、デッキなど新規設備を設置する工事であれば50万円~100万円、庭全体のリフォームだと100万円以上かかることが多いです。

玄関アプローチ

玄関アプローチ

相場:30~60万円

門まわりから玄関にかけてのアプローチを舗装する際に費用がかかります。

毎日歩く場所ですので、砂利やコンクリート敷いたり石材を貼ったりして歩きやすくするなど、デザインだけでなく安全面でも必要な工事でしょう。

1平米あたりの値段で計算する場合が多く、一般的に総額30~60万円程度が相場になります。

テラス・ウッドデッキ

テラス・ウッドデッキ

相場:40~50万円

床の材質、屋根の有無で費用は上下します。

床材はタイルだと安く、木材を使ったウッドデッキですと割高になります。

屋根は標準的な物で10万円程度、グレードをあげると20万円~30万円程度。

費用相場は合計で40~50万円程度が目安です。

フェンス

フェンス

相場:30~50万円

フェンスも目隠しや防犯対策として設置する方が多いです。

アルミや樹脂、木材等、材質の選択肢が多く、それによって費用は変わりますが、総額30~50万円程度が相場です。

門まわり

門まわり

相場:15~30万円

門扉・門塀・ポスト・表札などをまとめての工事が一般的です。

扉や塀の材質などによって費用は変わりますが、15~30万円程度が相場です。

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上記7か所以外にも、サンルーム、ベランダ・バルコニー、照明、植栽など選択肢は本当に沢山あります。

より沢山の箇所を工事したり、凝ったデザインにすればするほど工事費用は高くなっていくということですね。

続いては、最後に「外構・エクステリア工事費用をできるだけ安く抑える方法」についてお伝えして本記事を終わりたいと思います。

それではいきましょう!

外構・エクステリア工事を安く抑える方法

「外構費用の相場費用については何となく分かったけど、外構・エクステリアって以外と費用がかかるな。。。そんなに予算準備してない。。。」

そんな方に外構・エクステリア工事費用を安く抑える方法をお伝えします。

結論、外構・エクステリアの工事を安く抑える方法は次の3つです。

①施工内容の無駄を省く 
②外構・エクステリア工事の専門業者に頼む
③部分的にDIYでやる

あなたが検討しているのはどっち

それぞれ具体的に説明していきます。

①施工内容の無駄を省く

必要最小限の工事に厳選し、デザインは凝ったものではなくシンプルに。

とても基本的なことですが、案外無駄の多い施工プランになっていることが多いので要注意です。

当然ですが、外構工事は施工箇所が増えれば増えるほど費用は高くなります。
さらに、凝ったデザインになると、それだけ材料費や工事の手間がかかるので工事費用が高くなるということも覚えておきましょう。

図面上であれこれ検討しているとあれもこれもと隙間を埋めたくなってしまいがちですが、本当に必要かどうかをきちんと考えて計画をすることで大幅に費用を抑えることができます。

②外構・エクステリア工事の専門業者に頼む

ハウスメーカーに頼むより、外構・エクステリア工事専門の業者に頼む方が安い。

家の建築を頼んだハウスメーカーや工務店にそのまま外構工事も依頼するというケースも多いですが、専門業者に頼むよりも割高であることがほとんどです。

ハウスメーカーや工務店に頼んでも、結局外構工事は下請けの専門外構業者に仕事を振ってます。

そしてその際、紹介料という形で見積もり金額に対して一般的に10%~20%程度の手数料をもらっています。

高いところだとなんと40%の手数料が上乗せされているケースもあるんだとか。

専門業者に直接頼むことで、ハウスメーカーや工務店に頼むと余分に発生する手数料分の費用を抑えることができます。

この業界構造はぜひ頭に入れておいてください。

外構・エクステリア工事専門業者のご紹介&無料見積もりはこちら

③部分的にDIYでやる

簡単で安全性を問われない箇所であれば自分でやるのもあり

花壇や植栽または表札の取り付けやポストの取り付けなど簡単な工具や道具があればできる工事であればDIYでやってしまうのもありです。

外構・エクステリア業者に工事を依頼した場合、工事費だけではなくて運搬費用やその他の工事諸経費も含まれるので、DIYで自分でやってしまうと手間はかかりますがコストを抑えることができます。

外構・エクステリア専門業者に頼む箇所とDIYできるところを上手く組み合わせて総額費用を抑えることができるので、ぜひ一度検討してみて下さい。

「外構・エクステリア工事にかかる費用」を正しく理解して後悔の無い家づくりを!

繰り返しになりますが、外構・エクステリア工事は「この家」「あの家」それぞれにフルオーダーメイドで作られるものなので、明確な相場というものが存在しません。

「建築費の10%」というような根拠のない指標ではなく、「どのような要素によって費用が変わるのか」とういポイントをしっかり理解した上で、外構・エクステリア工事に費やす予算を事前にしっかり検討しておくことが大事ということですね。

とは言っても、人生で初めての外構・エクステリア工事。

「いつから何を考え始めれば良いのか分からない…」

「信頼できる専門業者の探し方が分からない…」

なんて方も多いのではないでしょうか。

外構・エクステリアパートナーズでは、優良専門業者のご紹介&無料見積りサービスを専門業者様と施主様をつなぐ中立な立場からご提供しております。

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あなたが検討しているのはどっち