犬を庭で放し飼いにするためのフェンスの選び方!犬種別に解説

犬を放し飼いするにはフェンスで敷地や一定の空間を囲う必要があります。
ただし、お庭の工事でも業者によって提案や費用が変わります。
予定より費用がかかってしまったなどの後悔をしないためにも、下記の3つの点を必ず押さえておきましょう。
- 複数社から見積を取ってしっかり比較検討する
- 自社施工業者に依頼する
- 外構一式工事が得意な業者に工事を依頼する
ドッグランの施工はブロック工事業者、造園業者など専門の違う業者によって施工されます。
庭の整地や塀、その他の工事までをまとめて自社で請け負える事業者に依頼できると安心です。
この記事では、犬を庭で放し飼いにするときのフェンスの選び方について解説します。
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犬を放し飼いできるフェンスの選び方
ドッグランの周りには、犬が飛び出さないようにするフェンスを設置します。
ポイントは下記の3つです。
- フェンスの高さ
- フェンスの素材
- フェンスの隙間
フェンスの高さ
愛犬が飛び越えないためには、犬の大きさ(体格や運動能力)に合わせたフェンスの高さを選ぶことが基本です。
目安となる高さを表にまとめましたので、参考にしてみてください。
フェンスの高さ | 犬種の例 |
---|---|
60cm~ | 小型・愛玩犬(チワワ)、小型・牧羊犬(コーギー) |
120cm~ | 小型・狩猟犬(ジャック・ラッセル・テリア)中型・作業犬(柴犬) |
150cm~ | 小型・狩猟犬(ジャック・ラッセル・テリア)中型・作業犬(柴犬) |
180cm~ | 中大型・牧羊犬(ボーダーコリー)大型・狩猟犬(シェパード、アフガンハウンド) |
ただし、これはあくまで目安です。
犬によっては運動神経やジャンプ力が異なるため、想定以上に高い場所まで跳ぶ場合も考慮しましょう。
また、フェンス下部に隙間があるとくぐり抜けてしまう可能性もあるので、地面との設置面にしっかりフィットする構造にしておくとより安全です。
フェンスの材質
フェンスの材質は、耐久性とメンテナンス性が重要なポイントです。
大きく、金属性のメッシュフェンス・樹脂製・木製が候補になります。
材質によってお庭や建物との風合いのバランスも変わるため、事前にデザインイメージを作成してくれる業者さんに依頼するのがベターです。
また、犬が噛んでしまうそうな場合は丈夫な樹脂製や金属製のフェンスであれば長く使うことができるでしょう。
鉄 製 | 樹脂製 | 木製 | アルミ製 | |
---|---|---|---|---|
画 像 |
スチールメッシュユメッシュE型フェンス | 三協アルミ |
MOKUME | ECOMOC |
タンモクひのき | タカショー |
フェンスAB | LIXIL |
メリット | 高い耐久性錆びにくい加工を選べば長持ちする | 軽量で設置が簡単耐水性が高く腐食しないおしゃれなデザインが多い | 自然で温かみのあるデザイン環境に馴染む | 高い耐久性錆に強いおしゃれ |
デメリット | コーティング剤がはがれるとサビや腐食防止のケアが必要シンプルだがおしゃれさには欠ける | 強い衝撃で割れることがある経年劣化で色褪せや割れが生じる可能性がある夏に高温になる | 腐食やシロアリ被害のリスクがある定期的なメンテナンスが必要 | 費用が高いデザインが多すぎて迷う |
フェンスの隙間

犬が抜け出してしまわないためには、フェンスの隙間の幅にも気を配りましょう。
実物をよく確認し、愛犬の鼻先や足が引っ掛からないデザインを選ぶようにしましょう。
犬を庭で放し飼いにする際のポイント

犬を庭で放し飼いにできるようになると、運動不足の解消やストレス発散に役立ちます。
ただし、周囲への安全や犬自身の安全を確保するために、以下のポイントを押さえておくことが大切です。
- フェンスで安全に囲う
- 安全性を確認する
- 入り口を設ける
境界をしっかりと囲うことが重要です。
先ほどのフェンス選びのポイントをふまえ、愛犬が逃げ出す心配を最小限に抑えるフェンスを設置しましょう。
傾斜や段差がある場所にフェンスを設置する場合は、下部に大きな隙間ができないように注意が必要です。
安全性を確認する
庭の中で犬が誤飲や怪我をしないように、危険物の管理を徹底しましょう。
- 肥料や農薬が入った容器
- 工具
- 不安定に立てかけている備品
犬の届かない場所へ収納しことをおすすめします。
犬の好奇心は旺盛なので、思わぬものを口にしてしまうこともあります。
入り口を設ける
小さなドッグランを作る場合は出入り口となる門をつけておくと便利です。
丈の低いフェンスにしたとしても毎回犬を持ち抱えて、移動するのは大変です。
そのため、スムーズに出入りできるような簡単な入り口の設置をおすすめします。
フェンスと一緒のシリーズのラインナップがあるため、見た目も違和感なく設置が可能です。
また、鍵付きのドアや二重扉を設けることで、犬が勝手に外に出るのを防ぐことができます。
特に道路に面した庭の場合は、しっかり施錠できる仕組みだちと安心です。
犬の放し飼いに適したフェンスの施工例
ドッグランの施工でよく使われるフェンスはメッシュフェンスがあります。
下記では実際に使われているフェンスを2つご紹介します。
メッシュフェンス 三協 ユメッシュE型 高さ1m
シンプルなフェンスゆえに使い勝手や耐久性も高く、公共施設にも使われている定番のフェンスです。
目が網目や格子状のメッシュ状になっていることからメッシュフェンスと呼ばれています。
ユメッシュと相性の良い扉は「門扉ユメッシュHR型 片開き 打ち掛け錠」です。
実際にドッグランで提案されたイメージ図は下記の通りです。
▼ 施工イメージ例
- メッシュフェンス 三協 ユメッシュE型
- 門扉ユメッシュHR型 片開き 打ち掛け錠
- 人工芝
ハイグリッドフェンスN8型 LIXIL T12
シンプルなフェンスゆえに使い勝手や耐久性も高く、公共施設にも使われている定番のフェンスです。
目が網目や格子状のメッシュ状になっていることからメッシュフェンスと呼ばれています。
ユメッシュと相性の良い扉は「門扉ユメッシュHR型 片開き 打ち掛け錠」です。
ユメッシュと相性の良い扉は「ハイグリッド門扉 片開き08-12 LIXIL」です。
▼ 施工イメージ例
- LIXIL ハイグリッドフェンスN8型 T12
- LIXIL ハイグリッド門扉片開き08-12
- 人工芝
犬の放し飼いをするためのフェンスについてよくある質問
犬が飛び越えられる高さの目安は?
ただし、1.5mのフェンスでも前足がかかり超えてしまうケースもあるため、犬種・わんちゃんの活発さや万が一も考えて検討するとよいでしょう。
犬はどのくらいの高さまでジャンプできますか?
ジャンプ力の高い犬種は1m以上はジャンプできることがあります。
運動量が高く、筋肉量も多い犬種には気を付けましょう。
小型犬 | トイ・プードル /ミニチュア・シュナウザーミニチュア・ピンシャージャック・ラッセル・テリア |
---|---|
大型犬 | ゴールデンレトリバーラブラドールレトリバーボーダーコリージャーマン・シェパードボルゾイバーニーズ・マウンテン・ドッグ |
運動量が多い犬種14選! とくに散歩が好きなアクティブな犬種を紹介します | みんなのブリーダー
などは運動量も多く、ジャンプする頻度も多い傾向にあります。
なお、犬のジャンプ力のギネス記録は191.7cmのグレイハウンドです。
犬種によってフェンスの高さは変わりますか?

犬種によって目安となるフェンスの高さは変わります。
フェンスの高さ | 犬種の例 |
---|---|
60cm~ | 小型・愛玩犬(チワワ)、小型・牧羊犬(コーギー) |
120cm~ | 小型・狩猟犬(ジャック・ラッセル・テリア)中型・作業犬(柴犬) |
150cm~ | 小型・狩猟犬(ジャック・ラッセル・テリア)中型・作業犬(柴犬) |
180cm~ | 中大型・牧羊犬(ボーダーコリー)大型・狩猟犬(シェパード、アフガンハウンド) |
まとめ
犬を庭で放し飼いにするためには、愛犬のサイズや性格、庭の環境に合わせて最適なフェンスを選ぶことが重要です。
フェンスの高さ・材質・隙間をしっかりと考慮し、安全かつ快適な空間を整えることで快適にわんちゃんが過ごせます。
外構・エクステリアパートナーズではわんちゃんが快適に過ごせるお庭作りができる業者さんを紹介できますので、
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