外構に使える塀の種類は7種類!特徴・メリット・デメリットを解説

塀は、プライバシーの確保(目隠しの効果)や防犯対策だけでなく、様々なデザインでエクステリアを彩る役割があります。
街中でも、多種多様な塀を見掛けますよね。
「自分の家にはどんな塀を選んだらよいのか?」「おしゃれにしたいけど、安くする方法はあるのか?」といったよく耳にする疑問に対し、メリットとデメリット、選び方のポイントをまとめました。
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外構に使える塀の種類は7種類!それぞれのメリット・デメリットを解説
外構の塀の種類は大きく分けて7種類あります。
- コンクリートブロック
- 化粧ブロック
- 現場打ちコンクリート
- 吹付・塗り壁
- 天然石積み
- レンガ
- タイル
それぞれ特徴やメリット・デメリットがあり、どんなお家にしたいか・予算は見合っているのかを理解して選択しましょう。
下記では外構の塀における種類とその特徴を解説していきます。
コンクリートブロック
・比較的低価格で施工できる(建物正面ではなく、見た目を重視しない境界部分に使うことで価格が抑えられる)
・高さが1.2mを超える場合は控え壁の設置が必要になるため内側のスペースを圧迫する
化粧ブロック
・洋風にも和風にも対応できるので、塀の一部を門柱化する例も多い
・コンクリートブロックに比べると価格が高くなる
現場打ちコンクリート
・軟弱な地盤の場合でも、基礎部分のコンクリートと塀のコンクリートを一体に造り、土留めも兼ねて強度を増すことができる
・経年による表面の汚れなどに対する補修が必要になるため、維持費が発生する
吹付・塗り壁
・仕上がりの美しさと種類の多さが特徴で、建物に合った色やデザインにすることが可能
・塗料の匂いや吹付時の機械音が発生するため、近隣への配慮が必要
天然石積み
・自然な風合いや重厚感、高級感のあるデザインになり、経年劣化も楽しめる
レンガ
・コンクリート塀などの無機質な素材に、アクセントとして組み込む場合もある
・劣化しにくく耐熱性に優れている
・風化しやすく、染み込んだ水が凍ることでレンガが割れる可能性があるため、寒冷地には向かない
タイル
・汚れやキズに強く、経年劣化が少ないためメンテナンスがラク
・技術力が求められるため、しっかり施工していないとタイルが浮いたり剥がれたりする
おしゃれで安い!おすすめ塀の種類はこれ
おしゃれと購入時の安さを兼ね備えているものであれば、化粧ブロックがおすすめです!
マチダコーポレーション「ビーワン®12」
【メーカー価格】¥960~/個
モダンなデザインに調和するスクエアグリッド
カラーバリエーションはホワイトとブラックの2色
マチダコーポレーション「ルアートコロン」
特許技術による独自の風合いと、
凹凸施工により自然石のように同じ表情がない個性的なデザインで、洋風住宅にぴったり
カラーバリエーションは3色で淡い色味が特徴
東洋工業「ソリッドストーン」
【メーカー価格】¥1,230~/個
打ち放しコンクリートを表現したデザイン
カラーバリエーションはセメントコンクリートをイメージした2色
東洋工業「レガロ」
【メーカー価格】¥660~/個
シンプルで細かなリブ形状と目地でスタイリッシュな印象を演出
リーズナブルなだけでなく、デザイン性も兼ね備えています
カラーバリエーションは5色と多く、様々な建物にあわせることができる
エスビック「ピッチフェイス」
【メーカー価格】¥1,300~/個
独自のピッチ加工を施した天然石風のデザインブロックで、
高さが半分のタイプや長さが半分のタイプと組み合わせることで、より個性的な壁面にできる
和風ブロックは価格の高い物が多い中、こちらは導入しやすい価格です
塀とフェンスはどっちが安い?
上記で様々な塀の種類を紹介している通り、ものによって金額には大きな差が生まれます。
それは、フェンスの場合も同様です。(フェンスの費用をまとめた記事はこちら)
よって、それぞれ選ぶ製品によって塀の方が高くなる可能性や、フェンスの方が高くなる可能性があります。
なお、塀の中でも安いコンクリートブロックを全面に施工した場合と、フェンスの中でも安い独立基礎ブロック+アルミフェンスで施工した場合は、フェンスの方が3分の2程度の費用に抑えることが出来ます。
2~3段のブロックにフェンスを設置する場合は、コンクリートブロック塀との差はほとんどありません。
ケースバイケースですので、見積もりを取ってみないと分からないというのが正直なところです。
塀の選び方のポイント
住宅のイメージに大きく影響する部分ですので、外壁の色にあわせたり、和風・洋風などのテイストを考慮することが重要です。
なお、価格を抑えるためには、建物の正面を気に入った塀で施工し、隣地境界などはコンクリートブロックやフェンスでメリハリをつける方法もあります。
クローズ外構は高くなりがちという印象がありますが、施工方法によっては選択肢の一つになるかもしれません。
現場打ちコンクリートや吹付・塗り壁の施工であれば、門柱なども塀とあわせたデザインで造ることで、統一感やオリジナリティが生まれます。
また、カタログだけでなく、パースを作ってもらえるとイメージが湧きやすく安心ですね。
外構・エクステリアパートナーズのアドバイザーと専門企業が、要望をお聞きしながら見積もりをご用意いたしますので、お気軽にご相談ください!