外構工事「ブロック塀」の費用相場は?内訳の平均価格を解説!

「ブロック塀の外構工事ってどのくらいの費用がかかるんだろう」
「ブロック塀の工事費用をなるべく安く抑えたい」
こんなお悩みをお持ちではないでしょうか?
この記事では、ブロック塀の設置工事にかかる費用について分かりやすく解説しています。
また、「ブロック塀の工事費用を安く抑える方法」についても解説しているので、
「ブロック塀の工事費用をなるべく安く抑えたい」
という方はぜひチェックしてみて下さい。
「そもそも外構工事全体でかかる費用の目安ってどのくらい?」という方は、
外構エクステリア工事の費用を徹底解説「家の1割が相場」はウソ!?
をご参考ください。
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ブロック塀の種類と相場価格
コンクリートブロックの種類は大きく分けて「普通のコンクリートブロック」と「化粧コンクリートブロック」の2種類があります。
それぞれの特徴と相場価格についてお伝えしていきます。
塀の外構工事について丸っと解説!塀の種類・費用相場・注意点【工事費を安くするコツあり】では、塀とフェンスの違いなど塀全般について解説しています。
一般的なブロック
なんの化粧も施されていない一般的な灰色のコンクリートブロックは比較的安価なため人気の高いブロックです。
一般的に1ブロック200円~400円程度が標準的なコンクリートブロックの価格帯です。
強度や耐久性に優れている割に安価で設置できるため、非常に幅広く普及しています。
また、ブロックはホームセンターでも購入できます。
価格は大きさなどにもよりますが、150円~300円程度で売られていることが多いです。
化粧ブロック
化粧コンクリートブロックとは、あらかじめ着色されていたり、凹凸などの模様が入っているブロックのことをさします。
着色、塗装、研磨、切削、洗い出し、たたき、スプリット、スランプ、リブ付きなど、意匠上有効な仕上げを施したものです。
そのため、普通のコンクリートブロックと比べると、値段は高くなる傾向があります。
価格は1ブロック600円~8,000円とデザインによって幅があります。
ブロック塀の工事にかかる費用
会社によって価格設定は様々ですが、一般に㎡あたり幾らという形で算出されます。
一般的なコンクリートブロック塀の新設ですと、
「ブロック費用約10,000円/㎡」+「工事代7,000~15,000円/m」
で1㎡あたり約17,000~25,000円程度です。
その他、既存塀がある場合は撤去費用、残土処分費、交通状況によっては、交通整備員の単価なども上乗せされます。
「工事代7,000~15,000円/m」とお伝えしましたが、コンクリートの工事にはどんな作業が必要なのでしょうか?
工程ごとにかんたんに解説していきます。
掘削作業
掘削工事は、基礎を作るために、土を掘ったり埋め戻したりする作業のことです。
新設・交換どちらの場合でも必要になる工程です。
相場は3,600~5,000円/立法メートル程度です。
基礎工事
掘削工事が終わったら基礎工事に入ります。
ブロックを積み上げるために、土台となる基礎をコンクリートで作る工程です。
基礎工事の場合は1mあたりの単価で計算することが多く、
コンクリートベースは4,000円/m、コンクリート布による工事は10,000円/m程度です。
ブロック積み
糸を張って高さを揃えて積んでいく工程です。
ブロック塀を外構にするメリット・デメリット
外構にブロック塀を設置することで、どんなメリット・デメリットがあるのかを改めて確認しておきましょう。
ブロック塀のメリット
ブロック塀を設置するメリットは次の3が挙げられます。
・家族のプライバシーを守ることができる
・敷地内に侵入されにくくなる
・メンテナンスがとても楽
ブロック塀は安全面、プライバシー保護の面で特にメリットあります。
ただし、適切な高さをきちんと検討しておかないと、
「高さが足りず通行人からの視線がさえぎれてない。」
ということにもなり兼ねないので注意は必要です。
ブロック塀のデメリット
一方で、ブロック塀を設置したときのデメリットは次の4つが挙げられます。
・風通しが悪くなる
・圧迫感がある
・空き巣に狙われやすくなる
・倒壊するリスクがある
やはりどうしてもブロック塀で家の周りを囲うと、圧迫感が出やすいです。
フェンスや植栽と組み合わせることで、風通しのよいおしゃれな囲いにすることができます。
また、ブロック塀は倒壊したときのダメージが大きく危険なので、工事はきちんと外構業者に依頼するようにしましょう。
ブロック塀工事のDIYはおすすめしない理由
工事費用を安く抑えるために、ブロック塀をDIYで設置・塗装しようと考える方も多いですがおすすめできません。
ブロック塀はブロックが落下したり、十分な耐久性を得られずに倒壊したりなど、安全面のリスクが大きいからです。
塗装や補修もDIYで行うことは推奨していません。
また、ブロック塀の工事は見た目以上に高度な知識と複雑な手順を経て施工しているためです。
プロなら2〜5日程度できますが、DIYの場合は効率が落ち1〜3週間はかかると思っておいた方がよいです。
素人手でやって結局あとから修繕費用や追加工事が必要になることも多く、
むしろ余計に費用がかかってしまうケースも多いで、
はじめからきちんと外構工事の専門業者に依頼するのがおすすめです。
ただし、花壇づくりのためのブロック積みや、飾り壁のような強度を求められるブロック塀でなければ、DIYでの設置でも問題ないでしょう。
ブロック塀の外構工事費用を安くするコツ
ブロック塀の工事にかかる費用を安く抑えるコツは次の2つです。
・複数社から見積もりをとってしっかり比較検討する
・自社施工業者に依頼する
各会社工事の単価に違いがあるので、出来るだけお安く設置をしたい方は、複数社から見積もりをとってしっかり比較検討するのがお勧めです。
また、工事を自社の職人で行っている業者か、外注している業者かでも工事代に差が出ます。
自社の職人で工事可能な自社施工の会社で、出張費が抑えられる近所の会社であれば、価格は安く抑えられる傾向にありますので、業者選びのポイントとして押さえておくと良いでしょう。
ただし、安さだけを追求するのには注意が必要です。
あまりにも安さだけをアピールしている業者は、鉄筋の入れ方やモルタルの充填方法等、見えない部分で手抜き工事が行われるリスクがるからです。
安さだけではなく、業者に実際に会って会社の工事実績や有資格者の有無、施工内容や仕様などから総合判断するようにしましょう。
その他「外構工事の費用を安く抑える方法」については【知らなきゃ損】外構エクステリア工事の費用を安く抑える方法を徹底解説!で解説しています。
まとめ
コンクリートブロックというと、灰色の味気ない塀をイメージされる方も多いのではないかと思いますが、
最近では化粧ブロックのほか、タイル張りや自然石張りなど様々な種類が登場しているので、使い方によっては雰囲気をがらりと変えることもできます。
またブロック塀は、基礎工事がしっかりされていてメンテナンスも適度に行えば、耐久年数は30年ほどといわれています。
これはほかの木材や鉄などの材料と比べるても耐久性に優れた素材だと言えます。
ただし、工事の仕方によっては強度や耐久性が落ちてしまうことがあるので、設置の際は必ず信頼できる専門の業者に依頼するようにしましょう。
汚れやヒビなどの劣化が激しい場合にも、倒壊を防ぐために早めに修理依頼を出すことをオススメします。
外構エクステリアパートナーズでは、認定企業の得意工事や有資格者の有無、施工実績を審査させていただき、お客様の希望される工事内容に合った業者をご紹介可能です。
これから外構業者をお探しになる方はぜひご相談下さい。